「測る、伝える、制御する」を技術の基本として、工業計器・制御通信機器及び半導体製造機器を事業分野とし、工業計器は、計測と制御の技術で産業分野のオートメーションに、制御通信機器は、高信頼性情報伝送制御装置で電力・水道等の社会的インフラの構築に、半導体製造機器は、熱処理装置から装置リニューアルまで幅広いユーザニーズにそれぞれ貢献しております。
1951年に自動平衡記録計の製造を開始して以来、測ることへのこだわりと顧客のニーズに応え、生産設備での計測・制御技術を培ってまいりました。24時間フル稼働かつ、10年以上の耐久性を求められている、各種プラントに対して高信頼性・高品質を実現し、維持し続けています。
微電圧計測技術および精密温度制御技術、サーボ、印字技術等を固有技術として、原子力発電所の高品質機器からコストパフォーマンス対応機器まで各産業での記録監視、温度調節、水質監視、圧力センシングを基本とした機器を提供しています。また全ての製品を国内工場で製造し品質管理し、コストメリットのある高品質製品の実現を果たし、ユーザの満足度向上にこだわった物造りを目指しています。
電力、上下水道、鉄道をはじめとした大規模でかつ広域なネットワークシステムを支えるためには、高信頼性かつ高機能を持った情報伝送装置が不可欠となっています。このような要求にこたえるべく、時代のニーズにマッチした高信頼性情報伝送装置を開発しソリューションを提供させて頂いております。またアナログ入力処理技術(フィルターリング、耐ノイズ性)を応用した高信頼性電力変換器およびモデム等を開発・提供しています。情報伝送装置、遠方監視制御装置、自動制御装置、データ処理装置等のシステムから、高精度電力計測機器および高信頼性モデムまでを提供し、社会的インフラの構築に貢献しています。
精密温度制御技術をベースにして、40年以上に渡り、拡散/CVD装置の専用コントローラおよび半導体工場の拡散/CVD工程における各種ソリューションを提供しています。このような制御システムを長年に渡り提供した「技術」と「ノウハウ」を活かして、縦型拡散炉・横型拡散炉等の熱処理装置を開発しています。装置を構成する機器は全て自社開発品であり、お客様の細かいニーズに対応し、長期安定稼働を可能にします。
また「既存設備が事業を活かす時代」とされる中で装置の老朽化対策や既存装置のバージョンアップ、或いはプロセス改善を伴うリニューアルが推進されています。装置の構成要素を自社で用意できる利点を活かし、リニューアルに対しコンサルティングやソリューションの提供を行っています。